発売日が2日遅れだとしても、通販ではなく書店に並んだ本を買いたい
新刊の開封に忙しそうな朝から本屋に突撃する迷惑な客になってしまった…九州は新刊発売が2日遅いのが本当につらい
— からさわ (@karawasa_a) 2015, 11月 23
九州地方は現在2日遅れで新刊が発売されます。
金曜日発売の漫画の新刊を大変楽しみにしていたのですが、日曜日を挟むと書店に並ぶのは月曜日となります。平日が仕事の場合、仕事帰りなどに書店へ立ち寄ることが難しいので翌土曜日に買いに行くことが多いです。新刊が並ぶ日だけでも残業せず書店へ駆け込みたくなる衝動に襲われます。
2冊とも金曜日発売は本当につらいです
それでも、Amazonで予約したり電子書籍で読んだりするという選択肢は今のところ考えていません。
書店で買うという行為が好きなんだと思う
配送の都合で地域ごとに発売日のズレが発生するのは仕方のないことだと思います(『ONE PIECE』など一部の人気作は発売日に書店に並ぶようなのですが)。
通販で発売日当日に書籍が手に入ることを思えば、発売日遅れを計算に入れて書店へ行くことは不便にも感じます。でも不便さはそのままで書店を利用しているというのは、個人的に書店が好きだからなんだと思います。
金曜に新刊が発売される時、もしかしたら早く入荷してくれているかもしれないと期待して土曜日に書店に向かいます。大抵入荷待ちの状態なので懲りずに日曜日にも書店に向かい、新刊が並んでいなければ次の土曜日までおとなしく待つしかないと肩を落として帰路に着きます。行きつけの書店ではなくて他の書店ならあるかもとはしごすることもありますが、同じ地方の書店なので当然ないものはないです。
自分でもバカなことをしていると書いてて思うのですが、こんな変な習慣が抜けないのは「新刊を探しに書店へ向かう」こと自体が一種の楽しみに他ならないからです。
また、新刊を探すついでに本棚をうろついていると、探していた1冊が偶然見つかることもあります。通販でも品切れになっている本や、手に入らないと思っていた限定版が残っているという僥倖に出会えるのも書店だからこそではないでしょうか。
衝動買いした1冊
ひっそりと書店を守り続ける一員でありたい
忙しいのにブックカバーかけてくれた店員さんありがとうございます
— からさわ (@karawasa_a) 2015, 11月 23
今後、電子書籍の普及によって紙媒体の書籍は減少していくのだと思いますが、書店がある限り利用客でいたい気持ちがあります。
今のところ電子書籍より紙の本の方が作品中の一部分だけを探す作業は早いでしょうし、通販で注文した本にはブックカバーはかかっていません。旧弊な人間だと言われたらそれまでですが、発売日が遅れるのもかさばる紙の本を抱えるのも、既に日常に組み込まれたものなので今更便利な方法を教わってもあまり心が動かないのです。
通販や電子書籍を全く使わないわけではありませんが、自分にとって書店は近所のスーパーと同じようになくなったら困るお店です。書店員さんにはなれないけれど、書店員さんの職場にお金を落としていくことくらいならできます。自分が通うことでその店が少しでも長く続いてくれるならいいという思いで買い物するのです。
本棚のあいだをうろつく怪しい客にならないことだけ気をつけながら、今後も新刊を探しに書店へ通いたいと思います。