苦しい夜は自分で抜け出すしかないのだ

眠れない時はインターネットなんてしていないで早く布団に入って目を閉じるに限るのです。横になるだけでも体への負荷は軽減されるといいます。それでもPCやスマホの画面を見続けてしまうのは、静かに目を閉じれば不安や怖れが押し寄せてくるためです。何も考えたくないからなんとなくテレビを点け、音楽をかけ、気を紛らわせて時をやり過ごします。

寝つきが悪く眠りは浅く、日中も寝不足の朦朧とした頭を抱えながら息を詰めて何とか仕事をこなし、気づけば1月も終わろうとしているのでした。

 

一朝一夕に健康は取り戻せないし、仕事でコミュニケーションがうまく取れないことによる滞りは自分でなんとかするしかありません。仕事をする気力がないと休んでしまえば経済的に不安定となり、ますます健康を害してしまう状況に陥ります。健康という個人的な部分と仕事という対外的な部分の両立を目指すのは、今の段階では難しく感じます。

最も厄介なのは、両立を目指してうまくいかなかった時に表れる不安です。目に見えない不安は、時に私を社会的にも生物的にも抹殺しようと鎌首をもたげます。あてのない未来に期待を寄せるくらいなら、今ここで全て諦めてしまえと投げやりになることもあります。

健康にならなければならない、仕事に行かなければならない、貯金がなくてはならないとがんじがらめになる癖から抜け出せていないがゆえに、今は暗闇を彷徨う心持ちです。このブログも「ねばならない」のひとつになってしまうのは避けたいので、2月から3月は特に自分の抱えているものとの向き合い方について考えていく時期になるのだろうと思います。

 

薬を飲んだってすぐに回復するわけじゃないし助けてくれと叫んだって誰も助けてくれやしません。自分でまいた種であれ、偶然の産物であれ、直面した問題は自分自身で解決していくしかないのです。暗闇を駆け抜けて光を見つける方法もあれば、暗闇を受け入れて快適に過ごす方法を考えるのもありでしょう。その答えは自分で見つけるしかないのだけれど。

ゆっくり眠りたくてもいろいろな不安や悩みが押し寄せてきます。できれば寝る前の戦いは避けて、昼間の太陽がのぞくうちに己の暗闇をなだめる余裕が欲しいものです。

今夜ゆっくり眠れなかったとしても、毎日、毎晩、戦い続けます。