あけましておめでとうございます。自由で孤独な年越し。
2016年です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は初めて、ひとりで新年を迎えました。これまで年末年始は実家にいるなり友人と遊ぶなりしていたのですが、誰に気兼ねすることもなく静かに年を越し元旦を過ごしています。
今年は珍しく雲ひとつない青空で、あたたかい朝陽を浴びながら初詣へ参りました。
行動範囲内に菅原神社があると知り、正月から天神さま詣でと思ったのですが飲み屋街が近いせいか結構入りづらい神社でございました。大宰府に行く途中にこの辺りも通るよなあと感動しながら、頭良くなりますようにと境内の牛を撫でてきました。
続いてお堀沿いの八坂神社にもお参りしました。お城は小倉城です。身動き取れないほどごった返すようなこともなく、落ち着いた祝祭ムードが漂う気持ちのよい朝でした。
お向かいの小倉城庭園にはお茶のふるまい目当てで行ってきたのですが、展示室の松井文庫の名品展も小規模ながら楽しかったです。へたうまイラストみたいな武士がたくさん並んでる配陣図がかわいかった。立礼式でお茶菓子と薄茶をいただいてきました。
庭園内もお正月のしつらえになっていました。日陰はものすごく寒いのですが、日当たりのいい軒先は冬とは思えないほど暖かかったです。
のどかだ… pic.twitter.com/NQCwou1DC9
— からさわ (@karawasa_a) 2016, 1月 1
思いきってお茶屋さんの福袋を買ってみて帰宅。福袋って最近は中身がわかるんですね。朝茶は福が増すとCMでも言ってたので、しばらくはおいしいお茶で朝を迎えられそうです。
上手に盛れなかったお雑煮と年末にひとり奮闘したおせちを食べつつ年賀状やメールチェックしてました。
なんて貧相なお雑煮……。
※一人前です
今年一番に読もうと思っていた『ねじまき男と機械の心』を読み始めたら、どうやらシリーズものの続編であることが判明。「大英帝国蒸気奇譚②」って小さく書いてありました。気づきなさいよ昨年の自分。
ねじまき男と機械の心〈上〉 (大英帝国蒸気奇譚2) (創元海外SF叢書)
- 作者: マーク・ホダー,緒賀岳志,金子司
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (6件) を見る
でも前作とのつながりも読んでいけばなんとなくわかるので、楽しく読み進めています。スチームパンクながら、思いの外動物がたくさん登場するようです。
誰にも干渉されず、好きな場所へ行き好きなものを食べ好きなように過ごして、自由である喜びと孤独に引きずられない強さを求める気持ちがないまぜになった2016年の始まりでした。
まずは健康を取り戻すことを優先しなければなりませんが、今年は自分の望みをもっと叶えてあげられる1年にしたいと思っています。
読んだり書いたりすることに意欲的でありたい。謙虚でやわらかなひとでありたい。「よく読み、よく書き、謙虚に過ごす」ことを抱負としようと思います。
みなさまにとっても私にとっても、よい1年でありますように。