読む本を選ぶのと聴く音楽を選ぶのは似ている
今年聴いてた相対性理論の曲は「シンクロニシティーン」と「ハイファイ新書」の収録曲ばかりだったと思います。
火を噴くツーストロークのエンジンは情けなくエンストして私の心のドアを開けたあなたはフィルムの中永久の世界に封じ込められそんなやつやめちゃいなとチャイナアドバイスしていたあの頃にはもう戻れずベルセルクもゴルバチョフも知らない未来に不安を抱えたまま三泊四日の雲隠れの余裕もなく生命線はありませんと手のひらをさすり世界がみんなモノトーンに見えて気になるあの娘には連絡を取れずに大好きだった少年漫画読めないまでにはなりたくないと思っていたら今年というショータイムの終わりが来たのだなと気づいた年末。今年の自分に「シンクロニシティーン」はしっくりくるアルバムでした。
一度好きになると同じ作家の本ばかり読んでしまうのと同じで、音楽も決まった曲を繰り返し聴くがゆえに流行りの曲は知らず似たような曲ばかり探してしまいます。ワンパターンで刺激がなくてつまらないと映るかもしれませんが十年一日で延々同じものに執着していられるのも楽しいものです。
検索すればいくらでも新しいものに出会えるし実際いろいろと手を出してみてはいるのですが、結局慣れ親しんだもののところへ帰ってきてしまいます。
もう少し変化を怖れずに自分の幅を広げないといけないのかもしれませんが敢えてそうする理由が今のところ見つかりません。きっと意識低いと言われるのでしょう。
様々なタイプの友人を作るのも大切だけれど、誰かひとりと深く関わりあう時間をないがしろにはしたくはないと思っています。いつか合わなくなる日が来るとしても、 その日が来るまではちゃんと関わっていたい。というか行動範囲を広げすぎても収拾つかなくて疲弊してしまうのです。情報が多すぎてついていけないとブログを始めてからよく思うようになりました。小学生の頃小学館の学習雑誌*1を月に一度買い与えられていましたが、もうそれと同じ頻度で情報が更新されるくらいで十分な気もしています。
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世界征服どころか今日のごはん考えるので精一杯です。ほんとに。
*1:『小学〇年生』シリーズをずっと読んでいたので週刊で漫画雑誌が発売されているなんて全く知りませんでした。『るろうに剣心』がアニメ化されたくらいでやっとジャンプの存在をぼんやりと認識していた気がします