正月休みも終わり。現実を見るために、費用を計算する

明日が仕事始めなので、のんべんだらりとしているわけにもいかぬと思い、年末年始にかかった食費を計算してみました。現実を見よ。

f:id:karasawa_a:20160103200122p:plain

エクセルをそのまま貼り付けると画像になるんですね。

12/31~1/3の準備に使ったのが約8000円。実際はポイント値引き等を利用したものもあるので、もう少し安く抑えられています。おせちだけで考えると7000円もかかっていません。しょうゆやみりん等の調味料やだし汁は常備しているものを使いました。 

注文するおせちのように立派なものは入っていませんが、自分が好んで食べるものしか詰めていないので飽きずに3が日もたせることはできました。買った材料もまだ残っているので、特に魚と肉類はあと1週間分は出費を抑えられそうです。黒豆もたくさん作ったので黒豆ごはんもできます。

それでも出費がかさんでいるのは事実なので節約しないと……。

気力が続く限りは、これからもおせちは手作りしていきたいものです。その気力をもたせるために、明日から無理せず働いてきます。 

f:id:karasawa_a:20160103200232j:plain

 

以前、ブログにおせちのことを書いた短編小説を投稿した時、おせち料理に対する自分の意識に妙な熱量を感じていました。ひとり暮らしを始めてから自分でおせちを作っていますが、わざわざそんな面倒をする根源には、祖母のおせち料理があるように思います。

祖母が存命中の頃は、必ず手作りの品が詰められたお重とはすの天ぷらが出てきました。もち米がある時は、餅つきもしていました。今となっては内容も作り方も聞くことはできませんが、必ず寒天と栗きんとんが入っていることと、天ぷらが非常においしかったことは鮮明に覚えています。甘いものと揚げ物以外の記憶はないのか。実家ではまず食べられないものが出ていたので、全体的には子どもにとって食べないものが多いとしても、特別な食事だという刷り込みは十分になされていました。

記憶が曖昧なのですが、新年のあいさつの後には昆布とするめとみかんか干し柿を食べて御神酒をいただいていたような気もします。鏡餅の周りに飾るのではなくて、懐紙に並べて食べる、儀礼的な印象がありました。長崎の風習と聞いた気もするのですが調べてみてもルーツが謎のままです……。

おそらく幼い頃から元旦はこのような儀礼的なことをするのだと思い込んでいて、それを踏襲しない実家に対して反旗を翻す思いで自分でおせちを作ろうと思い立ったのでしょう。

これから七草粥を食べ、小正月に小豆粥を作り、節分には豆やいわしを買います。食と結びついた伝統行事が好きなのかもしれません。イベントにかこつけて、そんなに食べたいのかな……。