ただの日記/12月19日

博多座で文楽公演があったので朝から出かけた。

博多座に行く前に、水鏡天満宮へお参り。牛と狛犬が一緒にいるのが何となく好きだ。

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周りを高いビルに囲まれているけれど静かなところだ。飽きもせず通ってしまう。

この神社にかぎらず、なぜかおみくじでは末吉をひく率が高い。

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毎年12月の博多座文楽公演、今回は二代目吉田玉男襲名披露の口上もあっておめでたい。昼の部は襲名披露口上・一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)・釣女。席は2階中央列の左寄り。今年の4月に襲名されているのだけれど、博多座でも襲名披露口上をしてくれて嬉しい。重たい時代物と愉快な松羽目物で楽しく観終わった。一谷嫩軍記は歌舞伎では中村吉右衛門が演じているのを観たけれど、文楽で観ると別物のように感じた。

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夜の部までの待ち時間に食事。いつもは行かない店に入ってみようと思って天神をうろつくも、ひとの多さに辟易する。都会に住むの向いてない。

博多座隣のリバレイン地下においしそうなお店があったので日替わりランチを注文した。今日のスープはビーフシチューに煮込みハンバーグが入っていた。ごはんの大盛りは無料、コーヒーおかわりもOKだそう。店員さんがとても感じのいいお店だった。

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それにしても写真を撮るのが下手だ。

 

夜の部も続けて観劇。演目は桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)。38歳妻帯者と14歳女子の心中物である。舞台で観るのは初めて。席は1階最前列右端を取れたから、横をむけば大夫さんと三味線弾きさんが見え、目の前に人形と人形遣いさんが見える。オペラグラスなんていらない。舞台に近い席というだけで、ものすごく気持ちがたかぶる。繰り広げられるドロドロにうわーうわーと思っていたらあっという間に終わってしまった。

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夜遊びはせず、まっすぐ帰宅。公演のことはきちんと記事にしようと思う。