うまく言葉にできずにいた、ブログについてのこと

こちらのエントリを読んでから、うまく言葉にできないモヤモヤを抱えていたのですが、少しでも文章にできそうな気がしたので拙いですが残しておこうと思います。注目の記事に便乗しているようで怖いです。

hase0831.hatenablog.jp

アフィリエイトについて考えてみた

文章を書くことが目的であれ、ブログ記事で収益を上げることが目的であれ、アフィリエイトそのものが「ブロガーが特定の商品の広告塔になる」というテレビのCMと同じものじゃないかと考えています。

派手なアピールや面白いネタで売り上げを伸ばすものもあれば、全然広告っぽくないけれど収益が出るものもある。収益を上げるために広告塔は様々な方法で顧客を呼び寄せますが、最終的に収益を左右するのは広告塔そのものではなく記事の読者だと思いますし、商品やコンテンツの提供元がいなければそもそもブログでアフィリエイトなんてできません。

どちらかというと受動的なサービスだと思っていたので、広告塔が能動的にモノを販売して収益を上げているアピールが最前面に出ていると、読み手として違和感を覚えるのではないかと感じました。

このブログではもGoogle AdsenceやAmazonのアフィリエイトを利用していますが、せっかくブログをするならやってみようという、結構適当な動機で導入しました。お金がもらえたらありがたいですが、自分が好きなものの広告塔になることで、同じものを好きになってくれるひとが少しでもいたら嬉しいという気持ちの方が、今のところ大きいです。

あと、なんというか、ブログの目的とか儲かるかどうかとかは置いといて、アフィリエイトサービスを提供している企業の掌の上にいることに変わりはないのだろうなという気持ちがあります。せめて大きな枠の中で転がされていることに無自覚ではありたくないと思っています。

はてなブログの入り口でおろおろしています

ブログ自体に関する言及がこれほど多いコミュニティって、はてなブログくらいではないかなと思うのです。

これまで、ブログというのは日々の暮らしのこと、仕事のこと、趣味のこと、ライフハックなんかを各々が点として発信するイメージをもっていました。

そういうものと一緒に「ブログを書く理由」とか「ブログの目的」みたいなエントリがたくさんあって、しかもそれがブックマークで拡散して大きな反響を呼ぶのは、はてなブログだからこそじゃないでしょうか。AmebaやSeesaaのようなブログサービスではなかなかお目にかかれないのではと思います。

エントリの内容や反響がどうであれ、これだけ書くことやブログ自体に対して真摯なひとたちがいて、私はただすごいなあとしか言えないのですが、はてなブログを選んでよかったと思っています。ブログをはじめて1か月と少しの新参者からすると、責任が付きまとう自由な言論の場がひらけている感じがして、インターネット怖いけど楽しいと思えるようになったのでした。

言及元の論点から離れたところに着地した感がありますが、なんかいろいろ考えてみたことでした。でもこんないろいろ飛び交っているところに全く関係のない人間が横槍入れてよかったのか不安です……。

思っていることをもっと早く的確に言葉にできるようになりたい。