読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

防府天満宮に行ってきました

旅行 読書

9月の連休期間に山口県防府市の防府天満宮へ参りました。 

f:id:karasawa_a:20150930175623j:plain

参詣した時期はちょうど天神人形のモザイク画が石段に描かれていました。
天神人形というのは全国各地の天満宮周辺の人形店やお土産屋さんで販売されている人形ですが、防府天満宮では現在まで残っているものはないそうです。10月から復活させる動きもあるようで気になります。

f:id:karasawa_a:20150930221556j:plain

大河ドラマの影響もあってか人の絶えない雰囲気でしたが、お目当ては天神さま一直線です。

防府天満宮は太宰府天満宮・北野天満宮とともに日本三大天神のひとつと言われていますが*1、日本で最初に創建された天神さまとして由緒ある天満宮です。
菅原道真は大宰府への道程で防府の勝間の浦に立ち寄り「できれば京の都と地続きの、この地に留まり無実の知らせを待っていたい」と願い九州へ旅立っています。大宰府での薨去後に防府勝間の浦に新光が現れ、現在の天神山に瑞雲が棚引いたという逸話から、霊魂がこの地に留まれるようにと「松崎の社」と号した神社を建立しました。
前述の二つの天満宮がどちらかというと菅原道真の祟りを鎮めることを目的として建立されたことに比べ、魂を慰めることを第一にした心優しい天満宮に思えます。

f:id:karasawa_a:20150930175619j:plain

f:id:karasawa_a:20150930175618j:plain

境内には歴史館もあり、国指定重要文化財がおさめられています。

さすがに撮影はできませんが、松崎天神縁起絵巻も部分展示されていました。紀長谷雄がチラッと出ているあたりで、つい澁澤龍彦の『唐草物語』を思い出してニヤニヤしていた変な客は私です。菅原道真について調べているといろんな局面でこの人も現れるのですが、なんだか掴みどころのない人物に思います。ああモヤモヤする……実際どんな人物だったのか、二人の付き合いはどんな感じだったのか、モヤモヤの原因をうまく突き止められぬまま、なんとなく知りたいという欲ばかりです。恋なのか?

脳内で考えているだけだとらちが明かないので、もっと菅原道真について知るためにもうAmazonで検索して出てくる関連本全部読みたい。ストーカーですね。 

菅原道真 見果てぬ夢

菅原道真 見果てぬ夢

 

 三田誠宏の著作『なりひらの恋』にも菅原道真が登場するのですが、こんなお方だったのかと胸が高鳴りました。やっぱり恋なのか。

菅原道真についてはもう少しまとめて書いていけたらと思っています。

 

モヤモヤしながら心躍っていた割に、実際はただお参りしておみくじ引いて満足してしまいましたが、防府天満宮にはまた行きたいです。境内の「さかたり」という食堂(売店?)の梅ソフトクリームも美味しかったです。

太宰府天満宮は何度か参詣しているので、北野天満宮への参詣も計画中です。北陸や関東にも天神信仰があるようなので、そちらも巡りたいと思っています。

 

最後に、防府天満宮にはイメージキャラクター「あこさま」がいらっしゃいました。この看板の左側に100円でハトのエサ販売機が……。

「むこうのひろば」は十代藩主毛利斎煕が五重塔にする予定だった楼閣の春風楼前です。

f:id:karasawa_a:20150930175621j:plain

「阿呼」は菅原道真の幼名ですが、あこさまかわいい。おうちに連れて帰りたい。グッズ化されていたらきっと買います。

*1:防府天満宮を外して、大阪天満宮、小平潟天満宮、大生郷天満宮などを入れる見方もあるそうです