疲れた、よりも、くたびれた、と言いたい

長い一日を耐えて、ああ疲れたと言うところをああくたびれたと言いたいと思った。 疲労していることに変わりはないのだけれど、「疲れた」というと心身を酷使して元気がなくなったのに対して、「くたびれた」というと同じ元気がないのでも頭や体をよく使った…

ただの日記/2月3日

案の定2月初めから心身に不調をきたしている。仕事には行けたものの、途中で頭痛がひどくなり医務室へ行ったのだが空調が効いておらず、電気敷き毛布の微妙な温もりと共に小一時間震えながら横になっていた。仕事でずっとPCを使っているせいか、画面を見るこ…

ただの日記/1月31日

1月最終日。今年の1/12が過ぎた。疲れが抜けない感じがあって今日はおとなしく過ごしていたつもりだが、あまり休んだ気がしない。明日も休みたい。 昨年も今頃から体調を崩しはじめていたから、同じことの繰り返しにならないようペースを落とすことにする。…

1月の読書記録2

この記事以降に読んだ本です。 karasawa-a.hatenablog.com 本は通勤電車の中で読むことが多いです。最寄りの路線で首都圏のようなすし詰め状態になることはまずありませんが、さすがに雪が積もった日は読書どころではない混み具合でした。 屍者の帝国 (河出…

戦おうとする前に信じよ

迫りくる繁忙期に呑まれぬよう一心に仕事をし、議論の場に行っては消耗し、己の不安をなだめようと頑張り、気づけば何でこんなに戦おうとしているのかよくわからなくなってきました。最近ブログにも繰り返し戦う云々と書いている気がします。 占いを積極的に…

ただの日記/1月28日

先日の雪のせいか屋外に出していたフェンネルが頭を垂れた稲穂の如くぐったりしていた。冬場の水遣りの頻度は少なくて良いということだったが、さすがに枯れてしまうだろうかと今朝久しぶりに水を遣ると帰宅時にはしゃんと上向きに戻っていた。 丈夫で虫がつ…

苦しい夜は自分で抜け出すしかないのだ

眠れない時はインターネットなんてしていないで早く布団に入って目を閉じるに限るのです。横になるだけでも体への負荷は軽減されるといいます。それでもPCやスマホの画面を見続けてしまうのは、静かに目を閉じれば不安や怖れが押し寄せてくるためです。何も…

健康保険の資格喪失の確認連絡がきた

寒さに負けて調子が落ちているので無理に出勤してはいけないと思っていたら、会社から健康保険の資格喪失について確認を受けました。 昨年9月末から11月末までの2か月間休職していたことによって、給与が発生しない期間ができたことと、会社が定める保険の加…

雪の下

あのひとに想い人がいるのは知っている。その恋が実る日は来ないであろうことも知っている。不毛な恋に身をやつすあのひとを呼び戻そうとするも、私の声は小さく風にかき消されて届かない。 珍しく雪が積もった朝は交通機関が麻痺し、職場に遅刻の連絡を入れ…

ただの日記/1月24日

朝から雪が絶えず降り続き珍しく積もった。毎年この時期は雪になることが多いが今日は特に冷える。エアコンを入れても寒く家で小さくなって1日が終わった。力が出ない。 明日出かけられるか心配。

オンライン上で味わう安心感と非日常感

泣き言を連ねていると「大変なのはお前だけじゃないんだ」と半ば怒られて、それでも私はつらいのだとさらに泣き言を繰りたくなるのですが、寒さに震えながらブログやTwitterでここ数日の寒さや雪に関する言及を読むと、私ひとりではないのだと妙に安心します…

1月の読書記録

思うように本が読み進められない日が続いています。1月に読んでまだ感想が書けていない3作品です。感想を書くために読んでるわけではないけれど、書かないと忘れてしまうので今年は昨年より読書記録をきちんとつけたいと思っています。 ねじまき男と機械の心…

笑いを求めている

最近お笑い番組を見ても笑うことができず、どうすれば笑えるかしらと考えあぐねています。 仕事で悶々とした時腹の底に何かが渦巻いていて、それを怒りと呼ぶのかもしれませんが、とにかく誰かと話してはいけないような気になってしまいます。たとえ外側に向…

クラシック聴いてそうと言われると何だかやるせないのです

私はりんごが手に入った時は朝食に丸かじりしているのですが、職場のひとと昼休みにそういう話になった時過剰なほど驚かれました。せめて切って食べたらどうだと言われたけれど1個のりんごをせっかく独り占めできるのに切り分けるとお行儀のいい4切れのりん…

ただの日記/1月19日

ハンドクリームを塗っても相変わらず手がガサガサしている。手が荒れてから塗り始めても効果はそう易々とあらわれない。自分のメンテナンスをしなくてはいけないと散々思っていたのに、手のひらひとつ面倒を見きれていない。 何もせず1日中ぼんやりと考え事…

はつ雪の日

今日はこの冬初めての雪でした。 そうはいっても、強風にあおられて地面に着くかどうかくらいのところで消えてしまう、積もらない雪です。九州でも山間部は雪は積もりますが、海沿いの地域は雪よりも風の強さに凍えます。津軽海峡とは比べ物にならないのでし…

初めての店に行くように

住宅地の一角に1軒の喫茶店がひっそりと営業していて、近くを通るたびに気になっていました。キッシュやスコーンを扱う英国風のお店のようで、自分が入店するのは場違いに思えて辺りを窺っては退散していたのですが、どうすれば入店するのに相応しくなれる…

『描く!』マンガ展に行ってきました

北九州市マンガミュージアムの『描く!』マンガ展へ行ってきました。 www.ktqmm.jp 手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水野英子などの作品展示に始まり赤本・貸本の変遷や同人誌の歴史にも少し触れられていて、昭和の漫画をあまり知らず同人誌にも縁遠い…

「天空の城ラピュタ」の主題歌を歌っていた頃

ラピュタに限らずジブリ作品全般において、ストーリーのあらすじをよく知りません。幾度となく金曜ロードショーなんかで放送されているのに、どんな物語か説明しろと言われると何も言えなくなってしまいます。 「親方、空から女の子が」「ラピュタは本当にあ…

木曜時代劇「ちかえもん」観ました

NHKで放送が始まった木曜時代劇「ちかえもん」が大変楽しかったので感想です。 www.nhk.or.jp 人形浄瑠璃や歌舞伎の戯作者で、教科書にも載っている、大河のナレーションもやったことがある近松門左衛門。ですがドラマは小難しいことは何ひとつありませんで…

Pepperと意思疎通できなくてSiriと遊んだ

ソフトバンクのロボットPepperと話す機会があったのですが、全く意思疎通ができませんでした。 誰にもかまってもらえなくてひとりでしゃべり続けているPepper君。「あなたの時間を5分だけください」なんて、見ていて不憫になってきます。 Pepper「明日の天気…

ただの日記/1月12日

寒さと共に、気力を奪い陰鬱な気分にさせるアレがそろそろ来たなと思う。毎年1月から2月にどうしようもなく落ち込んだりやる気が出なかったりして、4月の始めくらいまで続く。朝起きられず、家事をするのも億劫になる。冷え性で体がこわばるのも痛みを帯びて…

1月、鏡開き、ご近所さん

一緒にぜんざい食べようと休日に年上の独身女性のワンルームに招かれたらそりゃあいろいろ期待大と思って下心の方は準備万端で家に上がり込むと爽やか笑顔男子と腕組んだツーショットの写真立てが目に飛び込んできてだいぶ萎えた。 「米の代わりにちょうどい…

仕事とわたしの距離感/津村記久子『この世にたやすい仕事はない』

できることなら、私は働きたくありません。でも、宝くじに当選して億万長者になったとしても一切働かないという選択はしない気がします。 仕事はただ賃金を得るためだけにしていることではなくて、私にとっては誰かと関わったり自分にできることを増やしたり…

今年は病気になりたくない/夜のどんど焼き

今年のどんど焼きは夜の神社へ行って参りました。 十日ゑびすの前夜祭「宵ゑびす祭」で行われたおくべ祭(どんど焼き)です。 おくべ祭とは正月の飾り物と旧年中にお世話になった古い御守りや御札をお焚き上げする神事。その炎や煙にあたったり、その日で調…

ただの日記/1月8日

雪が降ると言いながらなかなか降らない。冷たい風雨にさらされながらも、温暖化の影響か、この冬一度も雪を見ていない。それでも寒くて手先がこわばってペンが持ちにくい。 書きたいことがいろいろ浮かんでくるが、PCの前に来るより先に消えてしまう。瑣末な…

ブラックモンブランをご存知でしょうか

ブラックモンブランをご存知でしょうか。竹下製菓株式会社*1が製造する、九州・山口では大抵のスーパーに置いてある棒付きのアイスです。数年前関東圏でも流行したと聞きましたが、元から全国区のアイスだと思っていた一九州島民にはあまりにも意外な話題で…

仕事始めは祝祭感が消えていく合図だ

読みました。kaishaku01.hatenablog.com 隕石とまではいかなくても、雪が降れば会社周辺だけ埋もれて入れないようになればいいと思うし、雨が降れば雨漏りで会社のPCなんて故障してしまえと思うし、台風が来れば学級閉鎖みたく会社も休みにすればいいのにと…

今年の上半期の予定

2016年になって、やっと大手を振ってほぼ日手帳を1日1ページ使えるようになりました。 既に汚い字や落書きに覆い尽くされている新しい手帳……使っている方のページがきれいすぎてとても真似できません。書き方のフォーマットはまだ手探りです。 文庫サイズを…

小川洋子『琥珀のまたたき』読みました

静謐で、あたたかいのにもの悲しく残酷な物語でした。 感想を書きたいのですが、この世界を言い表す言葉が見つかりません。登場人物に寄り添いながら物語の世界に入り込んでいたはずなのに、彼らはつめたい石の中にいてこちらから触れることはできないのだと…